2013年05月30日
シイノトモシビタケ
▶▶▶シイノトモシビタケ(椎の灯火茸)
最近新聞に載っていました。光るキノコです

シイなど朽ちた幹に、傘直径2-3センチの小さなキノコが静かに生えています。
新聞で見たあの幻想的な写真に魅せられ、まだ明るいうちに奄美大島北部の自生地へ出向きました。
朽ちた木々には、よく見るとぽつんぽつんとシイノトモシビタケたちが

もっとわかりやすい、いくつかがまとめて生えている群生地を教えていただき、場所を確認。
すごく見やすい場所で、目線の高さにいくつものキノコがでてきています。かわいい・・・

車内でお弁当を食べながら、暗くなるのを待って、待機。
しかし・・・夜の森は、想像以上にこわかったです

霧も濃くて…しかもハブ注意

照明を時折消してみると、ぼんやりと淡く光るものがわかります。あちこちに小さな灯が見えました。
目的地につくと、まとまって生えているので、ほかの場所よりも光が濃く、とてもとても、幻想的でした。
風に乗って流れてくる濃い霧。人工物の音のしない森。暗闇に光る淡い緑の発光色・・・
キノコたちはとてもささやかで、朽ちて折れた木の先に出ているので、木の先っぽが光っている感じで、なんだか街灯というか、目印みたいで・・・和みました

さあ、写真撮影!なのですが、デジカメをなぜか忘れ

たまたま持ってきていたiPodtouchで仕方なく撮影。しかし、、、難しいですね。このカメラ機能ではとてもトモシビタケのささやかな光はとらえることはできませんでした

でもなかなかいけない夜の森に踏み込んだ満足感で家路につきましたが、車に戻るまでの森の夜道、息子はずーーっとなにかしゃべっていましたよ

こわかったはずです
