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2013年07月23日

しまコンシェルジェ②



「しまコンシェルジェ」第二回目が7月14日(日)にありました。

1回目の笠利町に続き、今回は奄美市住用村をめぐりました。

住用といえばマングローブ。しかし今回はマングローブはコースに組み込まれていませんでした。講座の趣旨からして、定番すぎるコースには疑問符がつくので、このコースづくりには好印象。

住用村中央公民館に集合後、旧道を通って東中間へ。途中、三太郎茶屋跡によって、頑固な三太郎さんの最期をなんだか悲しく聞いて、東中間のモダマ自生地へ。

モダマを見たいので、今年はすでに数度足を運んでいるのですが、花も実もないなあ…時期が違ったのかなあ…と思っていたら、なんと今年は台風の影響で花が咲かなかったようです。残念。来年に期待大です。



 固く硬化した、うねる蔦。

あと、あの山一帯に広がっているモダマは、そもそも1本の木から伸びていったようです。


そしてその幹が見られるというのでワクワクしていたのですが、木々が倒れたりして通れなくなっているということで見られませんでした。すごく残念です。一応歩道は整備されているので、早い復活を祈りたいです。











  これもかなり太いと思うのですが、本当の源の幹はこれよりももっともっと太いそうです。









 


想像以上に歩きやすい道で、滝も素敵でした。カメラを忘れ…仕方なく携帯で撮影です。摺勝のフナンギョの滝。














その後、西仲間の集落を散策。車からではけして気づけない景色や、地元の人の説明でないと知らないことがたくさんで、とても興味深かったです。
こういうことを知りたかった、と思いました。
 


  西仲間の神処。カミミチ(神道)。ブロック塀もちゃんと隙間を開けています。














集落が守るお宮など。

旧暦8月15日に必ず行われるという悪綱ひきという行事も興味深い。タイミングがあえば見に行きたいです。







夏のもっとも日の高い昼過ぎに、集落内を歩き続けるという暴挙ともいえる講座内容に、最後は誰もがへとへとでしたが、最後に集落内の川べりでリュウキュウアユを観察。
川すそにいるだけで、うそのように涼しく、水に足をつければすーーっと暑さがひいていくのがわかり、不思議と心もやすらぎました。

クーラーなどなかった昔は、暑い暑い島の夏を、こうして人々は涼をとってしのいだのだろうなあ、とぼんやり感じました。


  

Posted by h2 at 00:12Comments(0)島のこと